カテゴリー:避難器具
横浜市内の工場が併設されたオフィスビル、そこの6階の窓から緩降機による降下試験の様子です。
緩降機による降下は「降下を開始するまで」は怖いですが、しかし一旦降下を始めると直ぐに調速機の働きによって速度が低下するので気持ちも落ち着きます。
とは言え、高所が苦手な方が使用するにはかなり勇気のいる設備です。(撮影日・2019年12月)
カテゴリー:消火設備
関東近郊の大規模な工場にて屋外消火栓の放水試験を実施しました。
屋内消火栓とは比較にならない量の水が放水されるため、圧力測定もより頑丈な機材を使用して検査します。
規定の圧力範囲(0.17MPa~0.6MPa)に収まったので「合格」となります。(撮影日・2019年12月)
カテゴリー:消火設備
某点検現場に設置された「圧力調整弁」が付属した少々珍しいタイプのスプリンクラーポンプです。細かな導管類が複雑入り組んだこの「メカチック」さが個人的に好きです。ただ点検の仕方、方法などは大きく変わりません。(撮影日・2018年8月)
カテゴリー:消火設備
関東某所のとある公共施設に設置されていた消火栓ポンプです。
非常に古い物で現在の一般的な消火栓ポンプとは形も大分異なり、流量試験装置なども備わっていません。
その為、現場では締め切り試験、及び放水試験のみ実施致しました。(H30年8月撮影)
カテゴリー:避難器具
先日点検で伺った都内の古い集合住宅にて出会いました。
非常に旧式の避難梯子で、本体は木とロープにより作られています。
もちろん現在の基準には適合せず、近い将来、金属製の梯子への交換が求められることになると思われます。
14年この仕事をしていますがこの型式の梯子を見たのは今回が初めてです。(H30年8月撮影)
カテゴリー:警報設備
今回はパナソニック製非常放送盤の点検です。点検セットの「PF-5」及び「PF-8」を使用しての点検です。パナソニックの放送盤はTOA(トーア)やビクターに比べて少々点検準備に手間がかかります。基本的にどれも一旦放送盤の表側を開けるような形での点検となります。非常放送の点検には消防設備士4類か7類、または点検資格者2種の資格が必要となります。万が一非常サイレンが鳴った時に備えて点検前の事前アナウンスなども重要です。(H28年8月撮影)
カテゴリー:警報設備
当店でも販売する株式会社イーエイチケー製の非常放送設備点検機「PF-5」及び、パナソニック製放送機器用のアタッチメント「PF-8」を接続しての点検の様子です。パナソニック製の放送盤の場合、盤面の裏にマイク接続用のジャックがあり、ここに「PF-8」をまずは接続、更にそれと「PF-5」を接続することで放送の点検が可能となります。慣れてしまえば5分もかからずにセット出来ます。(H28年8月撮影)
カテゴリー:警報設備
非常放送点検器具「PF-5」及びパナソニック製放送盤用専用アタッチメント「PF-8」を接続しての点検の様子を別角度から撮影です。マイクジャックを一旦外し、そこに「PF-8」のジャックを差し込みます。そしてそこに「PF-5」のコネクターを差し込みスイッチは「V」側にします。後は音源のMP3などをセットすれば準備完了です。(H28年8月撮影)
カテゴリー:警報設備
横浜市内の歴史ある某公共施設にて。 古い機械室の天井に一見「感知器」っぽいものが…! ですが全く見たことが無い形なので感知器なのかもよく分かりません。しかし他にそれらしいものがないので「やはりこれが感知器かも…」と思い、念の為一度取り外してみることにしました。何か分からないまま加熱試験機をあてるのも中々怖いものがあります。(H30年1月撮影)
カテゴリー:警報設備
取り外した「感知器っぽいやつ」の裏面を見ると「定温式スポット型」の文字が…! やはりこれは随分昔の定温式感知器でした。1970年代の物で配線に電圧があることを確認し、「器具不良」として報告をあげることにしました。やはりこれだけ古いとその感度も鈍くなっていると考えた方が良いでしょう。(H30年1月撮影)
カテゴリー:防排煙設備
某公共施設で「シートシャッター」と呼ばれる設備の点検です。天井裏に設置されたシャッター起動部の本体です。ここは「点検口」と呼ばれる作業の為の開口が大きく、非常に点検しやすい環境が整っています。物件によっては「設置後のメンテナンス」をあまり考えていない所も多く、この様に起動部本体の全容がハッキリと確認出来ることは稀なことです。(H30年1月撮影)
カテゴリー:防排煙設備
エレベーター前に設置されたシートシャッターの降下試験を上部から撮影したものです。煙感知器での連動試験からの降下です。今回は何事も無く無事に完全閉鎖しました。因みに閉鎖中も人がくぐり抜けることが出来る様にシートには切れ目が入れられてます。
(H30年1月撮影)
カテゴリー:防排煙設備
シートシャッターを完全に降下させた後は電動ドリルに専用のアタッチメントを接続して一気に巻き上げます。手動での巻き上げも可能ですが、しかし余りにも大変な為、こうしてドリルで巻き上げることも少なくありません。(H30年1月撮影)
カテゴリー:消火器具
ここ数年、数が減りつつある「加圧式」と呼ばれる粉末消火器です。この型式の消火器は定期的に分解を行い、内部に異常が無いかなどをチェックすることが求められます。その作業のことを「消火器の機能点検」などと呼びます。今回はこちらの消火器の分解を行うことにしました。(H29年12月撮影)
カテゴリー:消火器具
「キャップスパナ」と呼ばれる専用の工具で分解を行います。10年ほど前までは割と頻繁に行っていた分解作業ですが「畜圧式粉末消火器」が普及して以降、やる機会が大分減りました。とは言っても今後も当分無くなることのない作業でもあります。(H29年12月撮影)
カテゴリー:消火器具
分解した後、消火器内部や各部品に異常がないかを点検し、また戻して終了となります。 この一連の作業を行うには消防設備士乙種6類の資格が必須となります。(H29年12月撮影)
カテゴリー:防排煙設備
今年完成したばかりの都内にある某公共施設の点検にて。 「耐火クロス」を使用した特定防火設備である防火/防煙シャッターが設置されていました。 エレベーターやダムウェーター(荷物用小型昇降機)の前などには小型のシートシャッターがよく設置されていますが、こうした大掛かりなシートシャッターは非常に珍しいです。通常の防火シャッターと比べ、その軽さが最大の特徴となります。(H29年4月撮影)
カテゴリー:防排煙設備
完全閉鎖後も避難に支障が出ないようシャッターの中央部分には大きく「非常口」と書かれた開口部が整えられています。今後はこういった防火/防煙性能が高く、加えて避難もしやすいスクリーン型シャッターの設置が増えるかも知れません。(H29年4月撮影)
カテゴリー:防排煙設備
実際に「非常口」と書かれた部分をめくり上げると簡単に反対側への非難が可能です。試しに数回、通過を繰り返し問題がないかをチェックしました。偶然そばを通りがかったチビッ子も興味津々の様子でした。(H29年4月撮影)
カテゴリー:警報設備
最近徐々に現場でも見かける様になってきたTOA製の新型放送盤「FS-1000」。非常放送設備自主点検機器は数あれど、現在この「FS-1000」に対応した点検機具は当店で取り扱っている株式会社イーエイチケー製点検機具「PF-10」をおいて他にはありません。「FS-1000」は独自の点検モードが内蔵されていますが少々操作が分かりにくく、シンプルで使いやすいこの「PF-10」の需要は徐々に高まりつつあります。(H29年4月撮影)