





例えば同じ30世帯のマンションであっても点検料金はその内容により大きく異なります。
火災感知器と消火器だけの物件と、それらの加えて避難器具や消火栓、あるいは駐車場などに泡消火設備や粉末消火設備などが設置された集合住宅では当然のことながら点検費用は変わってきます。
また集合住宅などでは通常、点検当日に不在の居室なども出てくるため、全ての居室を点検することは難しいと言えます。
特にワンルームタイプの集合住宅など、平日の点検ではほとんどの居室が点検出来ずに終わってしまうことも珍しいことではありません。
「不在なら未点検でも構わない」という場合と、例えば管理会社様やオーナー様が「当日不在宅のカギを預かって立ち合うから全ての居室を漏れなく点検」といった場合でもその費用は異なってきます。
そうしたことを踏まえ、一概には言えないのですが、概ね以下のような金額とお考え下さい。
「平日の昼間に点検」、「世帯数30」、「1居室あたり火災感知器は4~6個(ガス漏れ検知器は無し)」、「全体の半数(15世帯)に避難器具が設置」、「その他共用部に消火器(15本)、誘導灯(5ヶ所)」、「管理会社様、またはオーナー様立ち合いで全居室を点検」
基本料金30000円(点検表作成費用含む)、居室内点検費用・1部屋当たり1000×30部屋で計30000円、消火器及び誘導灯15000円
以上、1度の点検で計75000円(税別)となります。
上記はあくまでも1例で状況に応じて費用は上下いたします。
また上記の料金には万が一設備が誤作動を起こした場合などの緊急初期対応費用も含まれています。
(※初期対応はあくまでも必要最低限の作業となります。対応内容によっては別途費用がかかる場合、また同じ月内における2回目からの誤報(当店の点検不備によるものは除きます)は出張作業費がかかります)
「ワンルームで居住者の大半が昼間は仕事で不在なので休日、若しくは平日の夕方以降に点検をしてほしい」
そのような場合はお客様の希望に沿った点検時間を設定することが可能です。(※休日、また平日17時~20時間の作業は通常の1割増)
但し集合住宅などの場合、非常ベル鳴動音による近隣への影響を踏まえ、最も遅い開始でも18時を限度とさせて頂きます。
以上のことを御理解の上、点検料金算出の参考としてお考え頂ければと思います。
事務所ビル、あるいはテナントビルの場合など、一般的な集合住宅に比べるとより多くの消防設備が設置されています。
スプリンクラー設備、泡消火設備、あるいはガス消火設備等、また防火設備などの設置数も集合住宅に比べると多い場合が殆どです。
場合によっては現地にお伺いした上での点検費用見積もりなどが必要になることもございます。
その為、集合住宅以上に点検費用の概算などはどうしても出しにくくなってしまいますが、こちらも概ね以下のようになるとお考え下さい。
「延べ面積3000㎡」、「10階建て」、「全フロア事務所使用(飲食店などは無し)」、「立体駐車場あり」
基本料金30000円(点検表作成費用含む)、自動火災報知設備40000円、消火器及び誘導灯25000円、消火栓設備30000円、ガス消火設備40000円、防火設備30000円(各階防火戸2面づつとして計算)
以上、1度の点検で計195000円(税別)となります。(夜間作業の場合3~4割増しとなります)
繰り返しになりますが上記に示した金額はあくまでも「参考として」お考え下さい。
上記の料金には万が一設備が誤作動を起こした場合などの緊急初期対応費用も含まれています。
(※初期対応はあくまでも必要最低限の作業となります。対応内容によっては別途費用がかかる場合、また同じ月内における2回目からの誤報(当店の点検不備によるものは除きます)は出張作業費がかかります)
以上のことを御理解の上、点検料金算出の参考としてお考え頂ければと思います。
点検の際、基本的に前業者が作成した点検表などを参考に我々も作業を行います。
その為、そうした作業の参考となる前業者による点検表が無い場合、または物件建築後の完全なる初回点検などの場合は通常よりも2~3割ほど高くなる場合もございます。
例えば大手メーカーなどでは難しい「点検は最低限のことをしてくれるだけで良いからもっと安く…」などのご要望にも可能な範囲で対応いたします。
またいずれの場合におきましても点検において設備の不良を確認した際は改修工事などのお見積もりを無料で作成いたします。
これらを目安に是非一度当店までお問い合わせを頂ければと思います。

